トラック・サイドでの接続性

AT&T Williams

レーシングカー並みの高速データー転送

オックスフォードシャー州のグローブにあるAT&Tウィリアムズ英国本部へのデータ転送は、極めて重要な作業です。

テスト走行と同様に、練習走行、予選および各グランプリ決勝にて収集されたレース期間中の多種多様な技術データは、工場にいるデータ分析者、空気力学者および設計者といったチーム・メンバーにとっては不可欠な情報です。グランプリに参加するスタッフは、チーム・メンバー全体の20%以下であり、大量の分析作業は、レース会場から離れた本部にデータを転送して行われています。つまり、レーシングカー走行時の各動作状況を測定、記録、そして分析して導き出される情報が勝敗を左右するため、高速、安全、確実なデータ転送は重要なポイントとなります。

「AT&Tがチームに関わるまでは、私たちのチームはすべてのレース会場から個別の接続を準備する必要がありました。一定期間必要な接続を確保するためには高額のコストがかかります。レースやテスト走行を行う会場はメルボルンやモントリオールをはじめとし約20ヶ所あり、受けられるサービスやサポートのレベルが一定していませんでした。」とウィリアムズのCOO(最高執行責任者)であるアレックス・バーンズ氏は説明しています。

現在、AT&Tはほとんどのグランプリ会場や年間を通じて利用する主要なテスト・トラックに専用のネットワークを導入しています。

AT&Tウィリアムズは、すでにそのメリットを享受しています。ヘレスで行われたシーズン前テスト走行では、ネットワーク・パフォーマンスが以前と比べて5倍も向上しました。

以前は、スペイン南部のヘレスと英国のオックスフォード間の100MBファイルの転送時間は、平均で40〜50分でした。それが、AT&Tのグローバル・ネットワークを導入してからは、100MBのファイル転送の平均時間は8.5分になりました。

このような改善は、帯域幅を広げるという単純なものではありません。チームは以前のように、共有ネットワーク上でデータ転送を行っており、先着順で他のユーザーと共有の広域ネットワークを取り合う必要がなくなったのです。