グローバルなカバレッジ

AT&T and Kazuki Nakajima

AT&Tウィリアムズには、新人テスト・ドライバーとして日本人が所属しています。彼のことは、F1のファンなら誰もが彼のことを知っているでしょう。輝かしい伝統を持つレーシング・チームである、AT&Tウィリアムズが、かつて偉大なF1レーサーであった父の遺伝子を受け継いだテスト・ドライバーを新たに1人加えたことは当然のことといえます。中嶋一貴氏は、1980年代後半に日本人で初めてF1のフルタイム・ドライバーの座を獲得した中嶋悟氏を父に持つのです。

「父は日本におけるF1の人気向上に大きく貢献しました。」と一貴氏は語っています。「私がレース・ミーティングに顔を出し始めたころ父はすでにドライバーを引退していましたが、まだチームの運営は行っていました。」

中嶋一貴氏は、トヨタの人材開発プログラムを経て誕生した初のF1ドライバーであり、そのパイオニアとしての真価を発揮しつつあります。一貴氏は今シーズン、テスト走行とGP2シリーズ(2005年にウィリアムズのチームメイトであるニコ・ロスバーグ氏が優勝した)のレースを兼務しています。

一貴氏は運転技術やテスト走行に真剣に取り組むため、オックスフォードにあるウィリアムズの工場からわずか数マイルの場所に住んでいます。「最初は少しカルチャー・ショックを受けましたが、今はとても楽しんでいます。テストやレースで忙しくなりますが、レーサーにとって最高の訓練は運転することなので、これからが楽しみです。」と一貴氏は話しています。