ちょっと一息:海外駐在員コラム

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中国編

第4話 「中国の祝日、政府のガイドは7連休」
2006/9/28
AT&T 中国駐在員 石原和恵

中国の国民の祝日のスケジュールについてご紹介したいと思います。
中国の法定祝日は、元旦(西暦1月1日)、春節:旧暦元旦(2007年は2月18日)、労働節:西暦5月1日、国慶節:西暦10月1日の4つです。

各内容をご説明しますと、皆様もよくご存知の旧正月である春節は中国でもっとも大切な季節です。町では方々に花火や爆竹が鳴り響き、家族があつまり新年を祝います。
5月1日は、メーデーで中国でも黄金周と呼び、日本と同様にゴールデンウイークと呼んでいます。模範的な労働者は人民大会堂で表彰がされます。
10月1日は、建国記念日で1949年に故毛沢東主席が中華人民共和国の建国を宣言したことにちなみ、お祭りムードが高まりパレードや記念イベントが開かれます。

日本の祝日は、いろいろな記念日があり、2006年から合計14日ですので、、たったの4つ?と思われるかもしれません。 日本でも成人の日などが月曜日になり3連休が確保されるようになりましたが、中国では各祝日が7連休が確保されるように政府から通知されています。

もうすぐ10月1日の国慶節です。今年4月10日国務院から発表された2006年国慶節の休日スケジュールの通知をご紹介したいと思います。
10月1日(日)から10月7日(土)まで7日間は休日。その内、10月1日(日)、2日(月)、3日(火)は法定祝日、10月4日(水)5日(木)6日(金)は公休日、7日(土)は通常通り休日。
しかし9月30日(土)、10月8日(日)は出勤日となる。ということです。

ですので、休日2日労働し、その分平日に休日を振替えることになります。すると、実質の休日は3日ということになります。 5日の連休はありがたいのですが、例えば祝日後の土日両方が連続出勤日になった場合、休み明けは7日間出勤ということになります。
もちろん企業がこの政府のガイド通りに休日を設定するかどうかは、企業の判断に任されています。

日本の国土の26倍もある中国では、地方出身者が実家に帰るのは大変です。個人の収入には相当の開きがありますから、飛行機で移動できる収入層はごく一部だと思います。寝台列車に乗って24時以上掛けて実家に帰るというのも決して珍しくありません。そんな状況を考えれば祝日はどれも7連休というのも納得できます。

連休の過ごし方は、春節は家族で集まるのが慣習ですが、他の祝日は実家に帰る人、国内・海外旅行や、自宅でゆっくり過ごす人、などさまざまです。この時期の前後に有給を消化する人も多くいますので、この前後は、仕事の進捗がゆっくりになります。

日本では、会計年度前の2月と半期明けの10月は日本では仕事の勢いも付く時ですが、中国ではその時期がホリデーシーズンとなるわけです。 日本の同僚は中国は休みが多いみたい、と言っていましたが、中国の同僚も同様に、年末年始や夏季休暇など自分は仕事をしているのに休暇中というオートリプライばかり、と双方の意見を聞いて、興味深く思いました。 地球の裏側との早朝・深夜の電話会議や緊急対応など長時間労働になりがちなグローバル企業スタッフ にとって 、世界の投資が集まる現在の中国の祝日が他国と異なるのは互いの働きすぎを労わる摂理かな?などと思った次第です。

石原和恵

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