ちょっと一息:海外駐在員コラム

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シンガポール編

第5話 「サザンクロス(南十字星)の独り言−世界最大の民主主義国インド−」
2007/1/12
AT&T シンガポール駐在員 蛭間

シンガポールの名前はマレー語のシンガ(ライオン)プーラ(島)から来ています。

その昔、マレーの王子がこの島のそばを船で通った時に見た猛獣をライオンと思ったところから、その名前がついたといわれていますが、実際に見たものはトラだったのではないかと言われています。有名なマーライオンはそのシンガ(ライオン)のイメージから作られた伝説の生き物だそうです。

皆さん、こんにちは、シンガポールの蛭間です。これからシンガポールや東南アジアの話題を「サザンクロス(南十字星)の独り言」として折りを見てご紹介していきたいと思います。

シンガポールの紀伊国屋書店を訪れるとその時々の地域のムードがわかります。
少し前は中国一辺倒だった場所に、三ヶ月前ぐらいからは、インド関連の書籍類が書棚を賑わしていて、インドに対する注目が集まっているのがわかります。
そこで、今回はインドについて話題として取り上げてみたいと思います。

インドは天然資源と人材の視点から見た競争力で投資先としての注目を集めています。
政治も民主主義国家であることから安定し、諸制度も法の支配によって守られている点は大いに評価できると思われます。 日本にとっては近隣の中国経済の著しい躍進が目立っていますが、インドも過去10年間の平均GDP成長率は6.5%を記録しており、今後は年率8%の成長を目指すそうです。

さて、もう少しインドについて把握できる数字をご紹介しましょう。
国際協力銀行の資料によりますと、インドでは、1世帯あたりの年間所得が1万ドル以上の人口が3億8000万人を超えています。この数字はさらに増加し2010年までに5億5000万人に達することが見込まれているそうです。90年代初頭からの経済改革により、新たな起業家精神が沸き起こり、一人当たりの所得の上昇に支えられて活発な経済が生み出されているようです。

可処分所得の急速の伸びと消費者金融やクレジットカードの利用拡大と平行して、平均的なインド国民の間で世界的なトレンドに適応し同化しようとする傾向が高まっています。これが消費者基盤の急成長を促し、工業製品とサービスの世界有数の巨大市場を生み出しているとレポートしています。

では、通信市場の数字を、いくつか拾ってみますと、電話加入件数は2005年11月時点で、1億1900万人(固定電話4800万人、携帯電話7100万人)で毎年25%(固定10%、携帯85%)ペースで増加しています。
市場構造としては、国営、民営企業双方が参入していて、国営企業のシェアは65%です。この数字は、2000年時点の90%と比べると民営化も進んでいることがうかがえます。因みに携帯はCDMA方式(1600万人)とGSM方式(550万人)の二方式が採用されています。

また、様々な通信サービスに対して74〜100%の外国直接投資が認められています。その制度のもとに、昨年11月に当社が外国企業で最初の通信サービスの事業免許を取得したことは、記憶に新しいことかと思います。http://www.jp.att.com/press/pr_110806.htm
このように、自由化の流れも進んで来ていることからも、今後の進展が非常に楽しみな市場と言う事が言えます。

さてさて、硬い数字ばかり並べましたので、最後にインドに関する別な側面からの数字を紹介してみましょう。
インドは1994年から数多くのミスユニバースやミスワールドが、輩出されています。 そして既にハリウッド映画などでも活躍している方も多数います。中でもAishwarya Raiさんhttp://www.imdb.com/name/nm0706787/は、今インドでもっとも人気ある方で、1994年にミスワールドに輝き、現在は女優としても活躍しています。

こんな情報に触れながらインドに行って見るのも悪く無いかも… などと独り言をつぶやくサザンクロスでした。
Sushmita Sen/1994年ミスユニバース
Diana Hayden/1997年ミスワールド
Yukta Mookhey/1999年ミスワールド
Lara Dutta/2000年ミスユニバース

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